10月21日(月)/第1レース
今日からいよいよレースだ。上マーク225度、風速3m/s。14時に予告信号が揚がった。が、間もなくAP旗が掲揚され延期。上マーク設定方位205度で仕切り直しである。コースは上下コース。いよいよスタートだ。ジェリートンプソンと乗るのは今日が初めてであるが、風が弱かったので何事にも余裕があった。
61艇の出場なので、スタートが込み合っていた。あまりスタートのよくなかったジェリー&磯部チームは苦しい展開を強いられた。それに比べて日本の増田・谷口組はスタートから快調に飛ばしていた。小柄な日本チームには絶好のコンディションであった。そのまま増田・谷口組が西半球選手権にも出場していたバハマのジミーロー(今回のクルーは奥様)や西半球で優勝したディアスたちの追随を逃げ切り第1レースのトップフィニッシュを手中に収めた。彼らのセールは借り物らしく、セールNOがUSA29999だったためフィニッシュするまでそれが日本チームであることに気が付かなかった。さて、スタートで出遅れたジェリートンプソンだが、そこはベテランである。あのスタートで5位フィニッシュなのだから・・・。途中、私たちの前をポートで通過していった山本・伊藤組とはそれっきり会う事はなかった。奥村・岩瀬組とは一度もミートしなかった。今日は明らかに右がきた第1レースだった。今日はフィニッシュする頃には5〜6m/sくらいの風が吹いてきたが、大方の予想は、これが今回のレガッタでの風速のMaxだろうということだ。先週には想像できない事態だ。明日も軽風だという情報が入ってきた。マスターズ大会での風域リミットは7.5m/sだから吹いたとしてもそれ以上ではスタートしない。日本チームにとっては絶好のレガッタであるように思う。明日からが楽しみだ。

おまけ:今日はコンペティターディナーのない日だったので、ウルグアイ姉妹と3人で外食しに出た。彼女たちは先日初めて食べたタイ料理がいたく気に入ったらしくまた同じタイ料理の店に行った。グリーンカレーは辛かったがおいしかった。春巻きが彼女たちに好評で今日もまた食べた。アメリカでは夕食には15%〜20%のチップを払うが、ウルグアイではいつでも1ドルらしい。満腹になりホテルに戻ってきたのは19時半頃。今日はゆっくり眠れそうだ。
SWW2002のホームページ
←BACK
Snipe Masters World Championship 2002 in Florida
NEXT→