10月22日(火)
今朝はまったくの無風状態だった。結局出艇時間前に陸上でAP旗&L旗が揚がり14時までスタートは行わないという通達があった。各自、早めのランチを食べながら昨日のレースの模様ビデオを見たり、本を読んだり、プールで泳いだり、、昼寝をしたり船底を洗ったり(これは私)して時間をつぶした。予定通り13時に延期のAP旗が降下され出艇の運びになった。一時、ブローが入るが、長続きせず、レース海面に早く向かった艇も無風ゾーンに入ったとたん、パタと止まり、後から出艇した多くの艇が一緒になり、みんながそのラインでストップしているという状況だった。まるでスタートラインをつくっているかのように・・・。
そのうち、左のブローが入り、次に右が入り・・・また止まり・・・。やっと本部船にたどり着いたのは3時過ぎていたのではないだろうか。結局レースは明日以降に延期するという旗が揚がり、曳航されてハーバーに帰った。日差しが強く、風もなく、本当に暑い一日だった。日本人のほとんど(私を含めて)が無風&暑い中ライフジャケットを着ているので私のスキッパーのジェリートンプソンはクレイジーだと言わんばかりの顔だった。一応、「日本ではいつでもライフジャケットを着なければならないから・・・」と説明しておいた。しかし、実際にそう言われるまで”暑いからライフジャケットを脱ぐ”という発想が浮かばなかった・・・習慣とはそういうものなのだろう。
今日はノーレースではあったが、コンペティターディナーデーだ。カジュアルディナーということでみんなポロシャツ程度の装いだった。まだ1レースしかしていないがトップ賞の表彰があった。第1レースでトップフィニッシュを飾った日本の増田・谷口の両氏がみんなから祝福されてトップ賞のポーチを受け取った。私がいたテーブルでディナーの最中に彼らの合計体重の話になったので聞いてみると115kgだとか。ピアッソン氏一人の体重が110kgであるのでピアッソン組は日本チームでいうと3人乗り(以上?)ということになる。風速が7m/s程度までしか行わないレガッタなのでやはり軽量な日本チームにとっては有利である。明日こそレースがあってほしい。
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Snipe Masters World Championship 2002 in Florida
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ディナー中の山本・伊藤組
谷口・増田・岩瀬・奥村夫妻
1stレースのトップ賞