10月16日(水) 第一レース

今日は小倉姉妹のお母様と共に観覧船に乗せてもらった。観覧船が海面に着いたときにはすでにスタート予定の10分前くらいになっていた。が、どう見てもスタート10分前の様子ではなかったので本部船の旗をチェックするとAP旗が揚がっていた。納得。
しばらくしてAP旗降下、1分後にクラス旗が揚がった。いよいよである。風速は5〜6m/sくらいの順風域だ。コースはオリンピックコース。オールクリアでスタートしたが、残念ながら観覧船はスタートラインの後ろに位置していたのでスタートの状況はよく見えなかった。
レース展開は夕べ遅くまでバーで踊っていたウルグアイ姉妹がオールマークをトップ回航し、そのままトップフィニッシュを飾った。姉アンドレアマリアーナ20歳、妹マリアーナアンドレアは若干16歳である。二人の合計体重は135kg。コースの引き方も文句のつけようがない。彼女たちのあとをベテランUSAチームが追うという展開だった。日本チームでは弥永・箕島組が第一マークをシングル回航し、その後を期待していたが風が右に振れたときに一番左にいた彼女たちは結局10艇に抜かれるというレースになってしまった。小柄な双子の小倉姉妹は、見るからに風にあおられていた・・・。クルーをしている妹は今年になってからヨットを始め、スナイプに乗るのも今回が5回目というような状態。レースごとに上手になっていくだろう。
トップフィニッシュしたウルグアイ姉妹によると、ウルグアイ国は470級を持ってないらしい。オリンピック目指したらどうかという私たちの意見に、姉が語ってくれた事実である。スナイプのフリートも2つだけというウルグアイである。少数精鋭なのか・・・。

※夕食はウルグアイ姉妹と山田・坂本・弥永・箕島の7名で近くのタイ料理を食べに行った。彼女たちにとっては初めてのタイ料理だったらしい。日本語と英語が入り混じった楽しいディナーだった。
SWW2002のホームページ
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Photo Gallery
レース後の山田・坂本組/笑顔
レース後の小倉姉妹/涙
レース後の弥永・箕島組/笑う
第一レーススタート
トップフィニッシュのURU
マリアーナ・アンドレア美人姉妹